札幌チャレンジドについて
合理的配慮
札チャレ施設内の合理的配慮事例
札幌チャレンジド施設内は、どのような障がいがあっても、できる限り利用し易いように合理的配慮を行っています。
(補足)
合理的配慮の提供を民間事業主に義務付ける改正障害者差別解消法が2021年5月に成立しました。これまで、合理的配慮の義務付けは国や自治体のみで、民間事業者には努力義務となっていましたが、今回の改正によって、今後は義務として配慮提供が求められることとなります。
①入口の外側にスライドドアを外付け
スライド式ドアを外側に取り付けることで、車椅子の人や力の弱い人もドアの開閉を行うことができます。
元々の押し開きの式のドアは、常に開いた状態で、帰るときに閉めます。
②聴覚障害者からの声をうけて追加貼付
聴覚障がいの方から、入口で扉を開けて、声で伝えることができないとのご指摘があり、扉に「そのまま奥までお入りください」の表記を付けました。
③講師も受講者も車椅子
講師も受講者も車椅子の場合があるので、机を壁面向きにして、教室内の中央にスペースを設けることで、車椅子でも動きやすく配置しています。
④木の落ち着いたパーテンション&ゆったり広めのスペース
業務に集中できるように木製のパーティションで各机を仕切っています。
各スペースは車椅子の人の利用を考慮して広めにしています。
⑤車椅子の人の席 カーペットに配慮
車椅子の人の場所のカーペットは、布製だとタイヤの摩擦で直ぐに剥がれてしまうので、タイル製のモノを使用しています。
⑥視覚障がい者に配慮したフロアー
視覚障がいの人が白杖を使わずに室内を移動できるように、視覚障がいの人が歩く動線のカーペットをタイル製のモノを使用しています。歩くと足の裏に伝わる感触や音が違うので、方向が分かります。
⑦手すりに 点字シール
視覚障がいの人が手すりを使った際に、どの位置かが分かるように点字シールを貼っています。
⑧弱視の人も見やすいカレンダー
パソコン講習室は、弱視の人も利用するので、見やすいように白黒反転したカレンダーを使用しています。