新年のご挨拶
新年、あけましておめでとうございます。
今年は、どんな年になるのか?毎年、年初めに感じる期待と不安を今年も感じながら新年を迎えました。
みんさまは、どんな新年を迎えられたでしょうか?
札幌チャレンジドは、2000年の設立以来、障がいのある人のIT利活用と就労の分野で、日本のフロントランナーとして走り続けている自負を持ちながら活動しています。
フロントランナーであるからこそ得られることを享受しながら成長して来ました。しかしながら、ここ数年の社会の変化、時代の移り変わりを強く肌で感じており、これからは、今までと同じようには進めない、成長できない時代に突入したとの想いが強くなっています。
今と同じことが10年先には、間違いなく続かない。同じことをやっていれば10年先には、社会に必要な存在ではいられなくなる。そんな危機感を持っています。
「自立を目指す障がいのある人が、ITでマザル、ハタラク、拓き合う。社会を創る」というミッションは不変ですが、具体的な活動内容や形態は、変革していかなければならないと考えています。福祉サービスという既存の制度、枠組みに依存しない変革をしていかなければならない。
札チャレは、今、25歳ですが、35歳をみなさんと迎えられる為には、時代を一歩先取る事柄や方法に挑戦していかなければなりません。その為には、今まで以上に、札幌チャレンジドと関わる全ての人の共感、理解、協力が必要となります。
今年も引き続き、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
今年一年のみなさまのご健康、ご多幸をお祈りします。
2026年元旦
NPO法人札幌チャレンジド 理事長 加納 尚明