札幌チャレンジドでは、2022年度日本郵便年賀寄付金配分事業によって、札幌視覚支援学校でのパソコン講習とボランティア養成に取り組みました。
事業内容
- 昨年から引き続き、視覚障がいの高校2年生2名に対して16回のパソコン講習を実施した。学校の先生もスキル習得の為に可能な限り見学した。コロナ対策に最大限配慮して実施した。
- 今年から視覚障がいの小学生6名に対してパソコン講習会を5回実施した。
- 昨年に引き続き、視覚障がい者へパソコンを教えられるボランティアを養成するための研修会を26回実施した。
学校の評価等
- ICT活用に関わって専門的な知識・経験のある外部講師に講習をしてもらうことにより、生徒の興味・関心を高め、自立活動の授業における指導・支援の一層の充実を図ることができた。
- 外部講師による授業を参観した教員のICT活用に関する指導・支援についての意識や指導技術の向上につながった。
- 今年度は、小学生への活動も始まった。
成果
-
札幌チャレンジドと札幌視覚支援学校の協働での取り組みは、先駆的な取り組みである。継続した取り組みへの評価が高い。
-
ボランティア養成についても、2年間で一定程度のスキルを習得し、実際に学校での講習にも参加した。
- 札幌チャレンジドが組織として取り組んだことで、継続してサポートできる体制作りを進めている。
- 昨年からの取り組みが評価され、札幌視覚支援学校の学校運営協議会の委員を委嘱された。
- ICT時代に視覚障がいの生徒がパソコンを活用した就職を目指せる社会を創ることは社会的ニーズに合致する。その為の生徒への講習を継続することは社会的意義が高い。