NPO法人札幌チャレンジド 相談員 佐藤美由紀

本日はこんなにたくさんの皆さまと、札幌チャレンジドの10周年を祝うことが出来て、本当に幸せな一日でした。

3周年、5周年、そして10周年と、話の下手な私が、最後にご挨拶させていただき、恐縮と感謝の気持ちでいっぱいです。


10年前、長女を出産して5か月の時に札幌チャレンジドに出会った私は、その後10年間の人生を大幅に軌道修正されることになりました。


10年前、お金もなかった任意団体の札幌チャレンジドは、事務所もパソコンも固定電話なく、2000年の7月に団体として購入した携帯電話が受講者や会員の皆さんと直接会話のできる命綱で、事務所が出来るまでの2年間は一本の携帯がみなさんと札チャレを結んでくれました。

事務所もなく、運営委員それぞれが別の仕事をしながら活動していましたが、1、2週間に一度という、今思うとすごい頻度で、北海道NPOサポートセンターの事務所の会議室で、当時の6名の運営委員が深夜まで意見を出し合い、年齢も性別もなく札幌チャレンジドの活動に対する思いをぶつけ合っていました。

振り返ると、そこが原点でこの活動に対する思いを共有することが出来たのではないかと思っています。


札幌チャレンジドの沿革についてはお配りしてある資料に正確なところが載っているのですが、3年目に3坪の事務所を持ち、事務局を置くことが出来てから活動は飛躍的に伸びていきました。

場所があると人が集まり、人がいると新たな事業を作り出していくことが出来るという実感を得たのも事務所が出来てからでした。

お金がない時代も助成金を申請して必要と思われる活動に着手して行く。

それを繰り返しながら、平成18年の障害者自立支援法の改正と共に就労継続支援A型の事業所になって、運営的には基盤が安定してまいりました。


今日この会に集まってくださった皆さんの中には、2000年の4月に行われた札幌チャレンジドの第1回目の講習会から参加してくださっている方もいらっしゃいます。

現在の札チャレ運営委員よりも札チャレ歴が長く、私たちの活動を陰で支えてくださっている札チャレの父であり、母である、受講者、ボランティアの方がたくさんいます。

視覚障害のある方のための札チャレ通信の朗読を8年以上続けてくださっている方もいます。

私たちの活動を病院やご自宅のベッドの上で人工呼吸器をつけながら応援してくださっている方もいます。

今日は何らかの理由でこの場に来られなかった方にも、札チャレを応援しながら天国に旅立ってしまった方にも、心から感謝の気持ちを送りたいと思います。


本日は遠く道外から参加してくださった企業の皆様、北海道を支える道内の企業の皆様、皆様から頂く仕事が、障害のある方の就労支援を行う札幌チャレンジドの活動を成長させ、札チャレで働く一人一人が生きる力となり、自信と誇りになっています。

今日この会に参加している札幌チャレンジドの就労に関わるすべてのメンバーと共に心から感謝いたします。


大学や専門学校など教育機関の皆様、皆様のご協力は、活動当初より札幌チャレンジドがNPOらしい活動を続けていく上で必要不可欠なものでした。

本当にありがとうございました。これからも、よろしくお願いいたします。


札幌チャレンジドの活動への情熱、必要性、可能性、好奇心、何より、人との出逢いの面白さが私たちを動かし、あっという間の10年で、気がつくとみんな10歳年をとっていました。

5か月だった長女も10歳となり、お陰さまで、さらに妹も二人生まれました。


10年後、本日参加してくださっている皆さんと共に20歳になった札チャレを祝う会に参加することが出来れば、本当にうれしく思います。


本日は、ご出席くださいましてありがとうございました。今後とも札幌チャレンジドをよろしくお願いいたします。

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